コラム

HOME > コラム

コラム

"スマートホーム"が現実になる?

"スマートホーム"という概念はここ数年で急速に広がっている。一番優れているモデルの一つは、マイクロソフト社の共同創立者、ビル・ゲイツ氏がワシントン州メディナに所有する邸宅"ザナドゥ"だろう。総面積66,000平方フィートの敷地に1億23百万米ドルを費やして建築したもので、門から玄関までの道路近くにはゲイツ氏お気に入りの樹木がある。この樹齢40年のメープルは24時間コンピューターが監視している。コンピューターがメープルに水が必要だと判断すれば、自動的に給水され、人間が関わることはない。壁のアート作品はボタンをクリックするだけで変更できるし、照明、室温や室内環境も小さなピンで調節可能だ。

とても素晴らしい邸宅だが、誰でもが大富豪のゲイツ氏のように、自宅の庭の一本の樹木だけを24時間監視するようなシステムを手に入れるのは難しいだろう。しかし、超富裕層のもので、一般市民にはご縁のないと考えられがちなスマートホームの実現も夢ではないかもしれない。 

誰でもスマートフォンを持つことができるようになり、様々な電化製品がWi-Fiに接続可能となった今、個人の家庭内で"モノのインターネット"が  可能になった。さらに興味深いのは、家電がお互いがつながっているだけではなく、相互制御できる点だ。あなたが起床すれば、カーテンが開き、ベッドから抜け出す前にコーヒーメーカーが動き出す…。文字通り、コーヒーの香りで目を覚ます、そのような生活が実現するのはそう遠い未来ではない。


 

ベッドから起きればコーヒーの香りが....。


これはほんの序の口で、将来のスマートホームではより多様なサポートが可能になると考えられている。ジュニパーリサーチは、2018年の中国で、スマートホームは2,280億米ドルという巨大市場に成長すると予測している。この結果、ハイアールや美的グループのような伝統的な家電メーカーをはじめ、シャオミーやアリババ、JDコムのようなIT関連産業の巨人まで、殆どの大企業が将来性のある市場へ参入の動きを見せている。

本記事は下記を翻訳・編集したものです。

http://knowledge.ckgsb.edu.cn/2015/05/28/technology/future-perfect-smart-home-technologies-take-off/

©2015長江商学院 無断転載を禁じます。

MBAビデオ
アクセス
お問い合わせ
コラム