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スマートホーム市場は"宝の山"

6月22日のブログで、中国のスマートホーム市場にはITの巨人、アリババから耐久財メーカーのハイアールなど大手企業が参入を狙っていると述べた。スマートホームのコンセプト自体がまだ新しいにもかかわらず、各社が宝の山と考える背景には、消費者意識の急激な変化がある。パソコンやデジタル関連のポータルサイト Zol.com が2014年に実施した調査では、自宅のスマートホームへの改装について、回答者のうち54.9%が「非常に関心がある」、そして36.8%が「まあまあ関心がある」と答えた。



各社が狙うスマートホーム市場

家電とITの巨人たちはすでに動き出している。アリババは美的グループと組んでスマートエアコンを共同製造し、天猫Tmallで販売している。アリババクラウドコンピューティングは、天猫Tmallで販売されているエアコンの30%がすでにスマートエアコンになっており、2014年は1,331%の伸びを示したという。

美的グループはアリババ以外の企業とも共同プロジェクトを立ち上げている。例えばスマートフォンメーカーのシャオミーは美的グループ株の1.29%に相当する2億3百万米ドルの株式を所有している。このアライアンスは、スマートホーム市場に挑むシャオミーの頭脳、そして手足となるだろう。さらに、中国第2位のEコマース企業、JDコムの"京東微联" は外出先からでも家電製品を遠隔操作できる"スーパー"アプリだ。

2015年1月、白物家電メーカーのハイアールは正式に中国のスマートフォンメーカー、メイズーと提携した。ハイアールはバイドゥ、アリババ、テンセント、マイクロソフトなどともコラボレーションしている、ハイアール副社長のWang Ye氏は、共有と提携がこの分野における成長の基本だと言う。「この市場にはビッグプレーヤーもおり、それぞれに障壁があります。しかし、消費者に高度なユーザー体験を提供できるよう、垣根を乗り越え、提携していかなければなりません」

「この分野で成功しそうな企業は?」テンセントが行った調査によれば、回答者の53.68%が大手インターネット企業、31.93%が新興企業、14.39%が従来型の家電企業を選んだ。果たして、スマートホーム市場を制するのは誰なのだろうか。

この記事は下記を翻訳・編集したものです。

http://knowledge.ckgsb.edu.cn/2015/05/29/talent/the-next-big-gold-rush-chinas-smart-home-market/

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